ゲームに囲まれたい生活

自分の趣味、特にゲームをを押し出していくブログです。

最近見た映画感想 その2

 前回に引き続き、最近見た映画感想を書かせていただきたいと思います。

自分はいつも立川の映画館を利用させていただいているのですが、特別な興行が多く、見たいと思った作品がそろっているので、二か月に一回ぐらいは一日中そこで映画を見ています。最近ではひと月に一度、夜通しでTV放送のアニメを一挙上映していたりして非常にエンタメ性の高い劇場となっているので、知っている方も多いと思いますが、非常にお勧めです。

それでは今回も4本ほど紹介させていただきたいと思います。

 

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1.雨を告げる漂流団地

 前々から「ペンギンハイウェイ」などで名前だけは存じ上げていたんですけど、今回、初めてスタジオコロリドさんの作品を観させていただきました。今回の映画の内容としては王道と言っていいのかわからないのですけれども、ひと夏の少年たちの冒険譚といった内容でしたね・・・かなり描写はいろんな意味で濃かったですが・・・。不思議な力によって迷い込んだ場所で過ごす姿は、秘密基地を作って、いつもとは違う日常を過ごすフワフワした感覚を思い起こさせてくれました・・・序盤までは・・・。

中盤以降は徐々に食料が減っていき、家に帰れない切迫感を感じながらも探索をしながら団地と海の謎に迫っていきます。割ともう少し緩めの作品かと観る前は思っていたんですけれども、序盤とは打って変わって少年たちが精神的にも肉体的にも追い詰められていきます。作る側にそういう性癖の人がいるんでしょうね・・・いいですね・・・いいのか?かなり痛めに頭打ったり、過去のギクシャク思い出したり、夏芽(メインヒロイン)に至っては身体精神、両方の面から削られるという、そういったものが好きな人には大好物な映画だったのかなと思います。(自分はそこまでといった感じでしたが・・・。)

しかしながら終盤の航祐の夏芽に対する心の内を叫ぶところで、この映画を見てよかったなと思えました。きっちり後悔したかもしれないけど、それを取り戻すためになりふり構わず伝えられることってすんごく大事だと思いますし、最近見た作品でそういった意味でグッときた作品はなかったので、それまでの展開にモヤモヤした部分はあれど心が晴れた気分で見終わることが出来ました。

唯一、見ていてしんどかったのは航祐に好意を寄せている女の子の勝気すぎると言えばいいのか、空気を悪くする役回りでちょっときつかったですね・・・昔からたまにいたキャラと言えばそうなんですけど個人的に苦手なんですよね・・・。

 

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2.グランド・マスター

 2013年に上映されていた映画「グランド・マスター」が再上映されていたので見てきました。映画のジャンルとしては伝記映画みたいですね。正直なところ葉問(イップマン)の映画の評価が高いのは存じ上げていたのですが、こちらの映画もイップマンを描いた伝記映画とのことです。お話の起伏はエンタメ寄りにされているとはいえ伝記映画なので、ある程度淡々と描かれています。その分、武人を主に据えているのでアクションがバリやばかったです。体感で上映時間の6割くらいアクションシーンだったような感じがするぐらいアクションが濃かったんですよ。こぶしの一撃がすごく重く感じられる演出を是非とも味わっていただきたいので、機会があればご覧になってみてください。

3.夜は短し歩けよ乙女

 同スタジオが制作する「四畳半タイムマシンブルース」が公開されるとのことで、こちらも立川の映画館で再上映された作品です。長い長い一夜を歩く黒髪の乙女と彼女に恋をし彼女を追う先輩の奇怪でありながらも愉快なお話ですね。

この作品を見て一番に思ったのはアニメ特有のデフォルメ表現や誇張表現を見ていて楽しめる演出としてうまく落とし込んでいるなといったところですね。詭弁論部や偏屈王など文字や言葉にしても一見してわからないことを表現や演出でわからせられる以上に、面白おかしく楽しい描写にしているのが大変印象的でした。

笑えるツッコミどころ(事務局長過去に行かんでよかったんじゃ・・・)も多く、絵柄も相まって独特な空気を醸し出す作品となっているので新しい境地を見出したい方にお勧めさせていただきたいですね。

 

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番外編:キルラキル一挙上映

 番外編といたしまして、立川の映画館シネマシティさんの特別興行「アニオール」にてキルラキル一挙上映を鑑賞してきましたのでそちらの感想も述べさせていただきたいと思います。

キルラキルを放送当時から今に至るまで見たことがなかったので、今回初めて全話観てきました。しょっぱなから最後まで勢いがものすごかったですね・・・。造語の当て字の字面の威力もすごいですし、先ほどの「夜は短し恋せよ乙女」と同じようにデフォルメや誇張表現の幅が広く後半になるにつれて振り切れた表現で物語のテンションをブチ上げていたように思います。物語の大筋としてはわりと王道的な展開やシチュエーションが多かったので先が読みやすい部分も多かったのですが、物語の受け入れやすさも相応だったので物語の流れとしては見やすかったように思います。(作画や設定のインパクトについては考慮しないものとして・・・。)

キャラクターに関しては主人公の纏流子が小清水氏ということですぐに好きになれましたね・・・。あまり声でキャラの好き嫌いを語るのは好きではないのですが、男勝りの女の子もしくは姉御系をやる小清水氏がものすごく好きなので非常にラッキーでしたね。さらには三木氏もいらっしゃるとのことで、その部分は非常に俺得でした!

キャラ造形としては会長が一番好きです。いろいろと背負いまくっているところとか、直轄の四天王には甘かったり、後はまさに凛とした感じの演技が非常によかったですね・・・。

ここからは作品についてではなく、興業自体について書きたいと思います。

やっぱり映画館の音響で、これだけの長時間アニメを見るなんてことがめったにないですから、ものすごいワクワクしましたよね・・・。長時間座るので体勢を崩しやすい端の席を取ったのですが・・・正解でした。夜間のフードメニューも特別仕様になっていまして、満艦飾家の食卓に並んでいた「中身の分からないコロッケ」を模した?コロッケを挟んだコロッケサンドが販売されていたり、ポテトも大盛りになっていたりと、そこでも楽しみがありました。

とにかくワクワクできるので一度体験することをお勧めさせていただきます。

 

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今回も見ていただきありがとうございました。

今後とも自分が感銘を受けたものを伝えられるように頑張りますので、よろしくお願いします。

 

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