ゲームに囲まれたい生活

自分の趣味、特にゲームをを押し出していくブログです。

マスターロゴスを通して見る信念

 お久しぶりの投稿です。

死ぬほど疲れてたので、しばし休んでおりました。

今回は大分唐突になるのですが、仮面ライダーの話題になります。

自分は仮面ライダーシリーズ、ひいては特撮関係全般も好きなのですが、今回、下記のようなスレを見つけまして…。

 

bbs.animanch.com

 

このスレを見て、最近冷めていたセイバー熱が再燃しまして、マスターロゴス=イザクのキャラを改めて考える機会となりました。本編の映像を見ているだけではわからないこと、気づけなかったことがたくさんありましたので、それをまとめたいと思います。

 

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 まず一つ、記しておきたいのはマスターロゴスとはどのような人物かということです。世界の均衡を守る「ソードオブロゴス」の組織の長の座として代々受け継がれるのがマスターロゴスという存在です。所属する剣士たちは彼の指示のもとに動き、まさしくこの組織においての神のような存在です。しかしながら私人としての自由はほぼないのか、現在のマスターロゴスであるイザクは退屈を理由に、組織を壊滅させ、退屈の無い様に世界を争い合わせようと画策します。(それでも100年ぐらいは見守ってきた末の行動らしい・・・。)また肉体的にも超人的な様を見せており、(全知全能の書の断片の力により)長い年月を得ても、肉体的には若いままである。

生身の戦闘能力としても作中最強クラスであり、セイバー、カリバーの両者に対し、土豪剣と雷鳴剣の二刀流で相手をする剛腕であったり、全盛期から衰えたとはいえ、剣技を修めた四賢人を一人で殺害したり、はたまた南極から北極のノーザンベースの結界を弓で打ち抜いたりと戦闘においてはかなりの強者であると言えるでしょう。

彼の大まかな紹介はここまでにさせていただきまして、以下で自分が感じたことについて述べさせていただきたいと思います。

 

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 設定も含めて考え、改めて思ったのはなんだかんだ我慢強いし有能だったんだなということですかね。本編でも本性を取り繕っている間は組織の剣士たちに一切バレないくらい役割に忠実だった(もしくはフリが出来ていた)と考えられますし、実際に過ごした時間のすべてで退屈だったと思っていたわけではないでしょうが、寿命も長く代り映えのない日々を組織の掟に縛られて過ごすことが、どれだけ息苦しかったのかはわかりません。しかしながらどれだけ退屈しようともマスターロゴスを取り繕える器、カリスマ、実力を持ってしまった彼は突き進むしかなかったんですかね・・・。

まわりはまわりで彼をイザクとしてみてくれるものはおらず(いたとしても先に年老いていった?)、彼の心境に気づくものはいませんでした。(本編でマスターロゴスが名前を呼ばれたことはなかったはず)

それらを加味すると有能の中の有能であり、本人は悲しい過去でもあれば満足ですかというような発言をしましたが、自分を見てくれるものがいないという見る人によっては悲しい過去を持つキャラということになります。

故に現代まで来た時点で今までの自由になりたい、自分を見てほしいという思いが爆発したのだと思われ、それらを軸として綿密な計画をもとに暗躍してゆくことになります。

 

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この計画性についてマスターロゴス関連でよく言われるのが、本性を現した前と後の計画性の対比です。現す前では姿を表さず剣士たちをとことん翻弄していましたが、現した後では、それまでの脅威ぶりとは裏腹に妨害され、最終的には斃されてしまいます。

同じ人物のこの違いはどこから来るのでしょうか。

僕はこの点については信念の違いだと思っています。

マスターロゴスの責務から解放されて、自分を見てほしかった当初は、その信念のために的確に必要な要素を引き起こしました。結果的に剣士たちを翻弄し、計画の成就まであと一歩のところまで進めました。

しかしながら本性を現した後は、上記の絶対貫き通すべき信念は既に達成され、世界を争わせたい、支配者として君臨したい、伝説の聖剣を手にしたいという退屈でなければそれでいいというような信念ばかりでした。

実際にどれだけ妨害されても、余裕は崩さず、「まあ、いいでしょう」の一言で済ますあたり、責務から解放されて自分自身(マスターロゴスではなく新しい神イザク)の影響力を感じられれば、それで満足だったのでしょう。

だからこそ力も技量も負けているが、数々の剣士と己の信念をかけて戦った飛羽真も「あなたの剣は・・・軽い!」と言い放ったんだとおもうと僕はしっくりきました。

軽いというセリフも信念が定まっていないから、どんな方向にも剣を振って暴れまわり傷つけるが、自分を切り裂くまで振りぬけないことを端的に表していると思います。

自分が思う信念の図

 

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そういったことで見るとマスターロゴス=イザクも相当に全知全能の書、またはそれに類するものに拗らせられたんだなと思うと、薄っぺらいと言われていても実際はそれなりに厚いんだなと思います。本編では薄っぺらい部分しか見せられていなかったので、当然と言えば当然ですけどね。

ここまでを踏まえて端的に好きなところを示しますと、なによりそのメンタル面ですよね。自分のしたことが妨害されても楽しんでへこたれない見事なまでのエンジョイ精神・・・自分も欲しいなぁ・・・。

というわけで長々と読んでいただきありがとうございました。

自分の余裕を見て細々と更新させていただきたいと思います。

一つでも趣味の同じ方と話したいなぁ・・・。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします!

 

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