PCノベルゲーの金字塔! TRUE REMEMBRANCE
この記事で二記事目になります。
初めまして、こんにちは。キネキです。
この記事ではPCノベルゲー界隈で有名なTRUE REMEMBARANCEについて
感想や思い入れについて語っていきたいと思っています。
1,TRUE RREMEMAANCEとは?
TRUE REMEMBARANCEとは2006年に里見しば氏が制作し、
インターネット上で公開されたPC向けサウンドノベルゲームです。
フリーゲームでPC版は無料でダウンロードできます。
サイト上に載っている紹介文は以下の通りです。
忘れたいほど悲しい記憶を持った人々が訪れる、白い街。
その街で記憶を封じる職業、『封士』を生業にする青年、黒目。
黒目のもとに客としてラという少女が訪れる。
彼らの日常と、街を訪れる人々との出会い、そして小さな秘密をつづった物語。引用元:TRUE REMEMBARANCE・ストーリー・キャラクター紹介
上記に記されている通り本作ではセツナ病と呼ばれる精神的な病を
治療するための街での黒目と”ラ”の不思議な交流が描かれる。
また、本作は2012年に3DSのニンテンドーeショップにて519円(税込)
で追加シナリオ付きで販売されています。
下記にPCゲーム版と3DS版のサイトのリンクを記載しておきます。
PCフリーゲーム版
http://true-re.sakura.ne.jp/true1.htm
3DS版
https://www.arcsystemworks.jp/arcstyle/true/
2,感想
自分は両作ともプレイしたんですけれども、印象を述べるとするなら
優しくて切ないというのが僕の中でありますね。
主人公の黒目が電車の中で目を覚ますところから始まるんですけども、
そこでの小奇麗な街と落ち着いたBGM、そして文章で世界に引き込んで
くれます。人が住んでいるのにはちょっと清潔すぎる感じの独特の雰囲
気がたまらなく好きです。
そんな街に住んでいる黒目はちょいと無愛想でちょいと意地悪な青年
なんですが、ヒロインの”ラ”とのじゃれあいが小さな笑いを誘ってくれて
微笑ましいんです。ひじょうに尊い。
そしてそのいかにも秘密がありますな名前をしている”ラ”も純粋無垢な女
の子でとても愛らしいんです。日常での分からないことに興味津々だったり、
黒目とのオセロ対決でうなってたりで、いろいろな面でその愛らしさを発揮
してくれます。
そのほかにも各話ごとに個性あふれる人物が登場するのですが、それは
やってみてのお楽しみということで....。
それでは肝心のお話についてなのですが、構成がしっかりしていて、
きれいにまとまっています。序盤からの伏線などもキッチリ張られている
ので、あの時のあれはここに繋がるのかとなること間違いなしです!
文章も回りくどい言い回しがないので読みやすいと思います。
また、フリーのゲームで2時間程度のプレイ時間なので満足感ばっちりです。
3DS版での追加要素としては後日譚とCGの変更、そして関係者コメントが
追加されています。
まずはPC版でプレイして気に入ったら3DS版もやってみるといいのでは
ないかなと思います。
3,ゲームの思い出
このソフトは個人的に新しいジャンルの扉を開いてくれた作品ですね。
PC初心者だった当時(2012年ぐらい)、YouTubeの使い方すらおぼつ
かなかったのですけれども、そんな中でこのゲームの動画を見たんですね。
DSやPSなどにしか触れてこなかった自分としては小説に音楽や絵がついた
ゲームにとても衝撃を受けたわけですよ。
そういったゲームジャンルを初めて知った驚きもありますが、
何より内容自体が自分に深く刺さったことも今に至るまでこのゲームを
忘れることの出来ないものにしているのかなと思います。
この作品に出会うまでプレイするゲーム、その他の媒体の作品も選り好みが
激しかったんですけれども、出会ってからはより幅広く良い作品に巡り合える
ようになった気がしています。
このおかげでかまいたちの夜や街、428などのサウンドノベルや美少女ゲーに
も手を出すようになりました。
そういう意味で今の私に非常に大きな影響を与えてくれた作品です。
4,最後に
ネット上で多くの方に知られているので何番煎じだという紹介だったのです
けれども自分の中でいまだに心に残り続ける、この作品をより多くの人に知
ってもらいたくてこの記事を書かせていただきました。
いつかは同じ作者の送電塔のミメイも紹介したいと考えています。
不定期更新になると思いますが、今後とも見ていただけたら幸いです。
長い記事をご読了ありがとうございました。